楽天カードの入会申し込みには世帯収入を入力する項目があります。
主婦や学生(大学生や専門学生)の楽天カード審査通過に大きな影響もある世帯収入の書き方について解説します。
「手取りか税込み年収のどっちをかいたらいいの?」「一人暮らししている場合、仕送りはどうする」「同居してなくても家族年収と合算できる?」
などなど世帯年収についての疑問点にお答えしますね。
世帯年収とは
世帯年収は楽天カードを申し込みする本人の収入がない、もしくは少ないときにも審査に通過できるか合格・不合格を左右する重要な項目です。
世帯年収とは、自分も含めた生計を同一にする方の年収を全て足した合計金額のこと。
具体的にいうと
主婦の方でパートをしているなら
配偶者である旦那さんの年収とパートの収入を合計した年収
大学生でアルバイトしているなら
お父さんの年収とお母さんのパート代、そして自分のアルバイト代を合計した金額です。
■世帯年収について本人様以外の配偶者様や、それ以外の同居人の方、もしくは同一生計の方の年収合計金額をご入力ください。
楽天カード公式ヘルプより引用
専業主婦の方や大学生・専門学校に通う学生さんにとってはありがたい世帯年収。
こうした項目も審査項目にあることで申込み者本人の年収が低くても世帯全体の収入を加味して、楽天カードが発行されるかどうかを判断しているんですね。
世帯年収は税込み収入を書く
世帯年収は手取りと額面(税込み年収)のどちらを書けばいいんでしょうか?
けっこう迷う方もいるかもしれませんね。
正解は手取りでなく、税込年収です。
税込年収とは、税金や社会保険料が差し引かれる前の額面の年収のことです。
税金:
所得税、住民税(都道府県民税、市町村民税、特別区民税)
社会保険料:
健康保険料、厚生年金保険料、国民健康保険料、国民年金保険料、共済年金保険料、介護保険料
こうした税金や社会保険料を差し引かれる前の純粋な年収を記入すればいいんです。
税込年収がいくらになるのか、一番簡単に確認する方法は源泉徴収票を見ることです。
源泉徴収票の2段目、左から2番目の「支払金額」の項目に記入された金額が税込年収になります。
もしここで手取り金額を世帯年収に書いてしまうと当然、実際の年収よりも少なくなってしまうので、審査的に不利になることもありますので、間違って手取り金額を書かないようにしましょう。
税込年収=税金や社会保険料を引く前の金額
学生で一人暮らしのときの世帯年収
学生で親元から離れて一人暮らしをしてるんだけど、世帯年収はどう書いたらいいの?
一人暮らしや単身赴任の場合は世帯年収がどうなるのか気になりますよね。
楽天カードで言われる「同一生計の家族」の意味を考えてみましょう。
同一生計=暮らしていくための生活費を一つの家計で担っていること
ですから、簡単にいうと同じ家計簿で生活費を分けている家族と言えますね。
専門学生が一人暮らしの例
地方から東京の大学に通うために一人暮らししている調律師を目指す専門学校の学生の場合
親の扶養に入っていて実家から仕送りなどがあって、お父さんから経済的援助を受けて学校に通うなど生活しているなら、
お父さんをはじめ、実家の家族とこの専門学校生は同一生計の家族となります。
夫婦が別居している場合の世帯年収は?
夫婦が別居しているケースも多いでしょうね。
変な意味でなく、会社から単身赴任で地方支店の勤務を任命されるなんてことは、現代では普通にあります。
子供さんが就学前ならいいんですが、学校の都合などもあって家族を残してお父さんだけ単身赴任したりします。
旦那さんが単身赴任の例
単身赴任で旦那さんが福岡に1年間一人暮らしをしている場合の大阪在住の奥さんの場合
奥さんがパートをしているとしても、旦那さんの給料は家計に入って来るはずですし、大阪の自宅マンションの家賃や電気代は奥さんが銀行に入金したりします。
もちろんこれらの生活費は旦那さん名義のままのはずですよね。
なので離れて暮らす奥さんや子供さんは、旦那さんと同一生計の家族となります。
世帯収入に関するまとめ
まとめて言ってしまうと、同居なのか、別居なのか、一人暮らしなのかは問題ではないんです。
つまり世帯年収は、大学生で一人暮らしをしていても実家の年収と合計して記入してOKです。
具体的な世帯年収の計算例
自分(大学生)の年間アルバイト代:60万円
父親の年収:500万円
母親の年間パート代:100万円
世帯年収:60+500+100=660万円
学生一人暮らしの世帯年収:基本的に実家の年収と合計してOK
以上、楽天カード世帯年収は手取りか税込収入のどっち?一人暮らしの学生の書き方はというお話でした。
参考リンク:
学生の場合でも本会員として楽天カードを申し込めますが、親の楽天カードに付帯して家族カードを申し込むことができます。
家族カードと本人カードにはそれぞれメリットとデメリットがあるので、御自身のケースに合わせて最適なものを選んでくださいね。