評判のヤフーカード(YJカード)と楽天カード。
ネット通販をよくされる方なら、「どっちのクレジットカードを申し込むべきか、比較して決めたい!」と思っているかもしれませんね。
比べてみた結論として、1枚を選ぶなら楽天カードが私的にはメリットが大きかったです。
今回は、楽天カードとヤフーカードについて年会費や付帯保険やポイント還元率など、大人気の2つのクレジットカードをいろいろと比べてみたのでぜひ参考にしてくださいね。
【関連】オリコカード・ザ・ポイントと楽天カードを比較してみました
比べてみたまとめ
はじめにヤフーカードと楽天カードを比較一覧表にまとめてみました。
ヤフーカード・楽天カード比較一覧表
ヤフーカード | 楽天カード | |
年会費 | 無料 | 無料 |
選べる国際ブランド | VISA、mastercard、JCB | VISA、mastercard、JCB、AMEX |
家族カード | 無料(3枚まで) | 無料(5枚まで) |
ETCカード年会費 | 540円 | 540円※
会員ランクによって翌年無料 |
貯まるポイント | Tポイント | 楽天スーパーポイント |
基本還元率 | 1% | 1% |
ポイント付与条件 | 利用1回ごとの100円に1ポイント | 月額累計金額の100円に1ポイント |
最大還元率 | 最大12倍 | 最大15倍 |
付帯できる電子マネー | なし | 楽天Edy |
電子マネーチャージ対応 | nanaco | 楽天Edy, nanaco |
Apple Pay対応 | ○ | ○ |
Google Pay対応 | ✗ | ○ |
楽天Pay対応 | ✗ | ○ |
審査からカード到着までの期間 | 約1週間 | 約1週間 |
通常時特典ポイント
(入会+初回利用) |
8,000ポイント以上 | 5,000ポイント以上 |
海外旅行傷害保険 |
- | 海外:最高2,000万円 |
選択できる券面デザイン |
無地レッド、無地ブラック | 無地シルバー、お買いものパンダ、FCバルセロナ、楽天イーグルス、ディズニー、YOSHIKI |
ヤフーカード | 楽天カード |
ヤフーカードと楽天カードの比較
ネット通販で商品を探していると必ず目にするのが、楽天市場とYahoo!ショッピングではないでしょうか。
Yahoo!ショッピングだけならヤフーカード。
楽天市場だけ使うなら、楽天カード。
ヤフーと楽天市場のどちらか一方だけをひいきして通販されている方なら、答えはカンタンですよね。
でも商品によってはどっちがより安くてお得なのか、最安値を比較してからこの2つのショッピングモールを使い分けている方も多いでしょうね。
そういう私自身もやっぱり、比べてみてから安い方で通販するようにしています。
そうしたケースではどちらのクレジットカードを申し込んだ方がよりお得なんでしょうか。
「クレジットカードは1枚に絞って、利用する方がポイントも貯まりやすいので良い」と良く聞きますよね。
ヤフーカードと楽天カードについて、項目ごとに比較していきましょう。
ポイント還元率で比べると
ヤフーカード、楽天カードのポイント還元率は基本的にどっちも同じ、1%になります。
100円の利用で1ポイント獲得(1%還元)
それなら、どちらのクレジットカードを選んでもポイント獲得数には違いないと思いますよね。
でも、ここで重要な問題があるんです。
それは、ポイントが付与されるルールの違い。
楽天カードは月間のカード利用金額を合計して、100円当たり1ポイントが付与されます。
一方、ヤフーカードはカード1回利用ごとの金額について、100円当たり1ポイントが付与されるんです。
つまり、ヤフーカードは1回毎に99円以下の端数は切り捨てられるのに対して
楽天カードなら99円以下の利用額も1ヶ月間で合計してくれるから、効率よくポイントゲットできるんです。
シンプルに例え話をするなら
ポイント付与方法の具体例
2154円、3980円、1999円、5170円のお買いものをクレジットカード決済をした場合を考えてみましょう。
ヤフーカード決済ならば
21+39+19+51=130ポイント付与されます。
楽天カード決済ならば
2154+3980+1999+5170=13,303円分
13,303円×1%=133ポイント付与されます。
これってすごくないですか?
上の例では4回だけですが、月間のカード利用回数が増えれば増えるほど、そして端数の利用金額が多いほど、このポイント差は大きくなります。
例えば、ETCカードなどは少額決算で回数が多くなる傾向にあります。
こうした獲得ポイントの差が年間トータルで考えれば大きな差になることは想像出来ますよね。
入会特典ポイントを比較
楽天カードもヤフーカードも、現在は新規会員をどんどん増やしていく方針ということもあって、どちらも積極的に入会キャンペーンを開催しています。
もらえる特典ポイントは2種類
新規入会でもらえるポイントを比べてみると
ヤフーカードも楽天カードも
- 新規入会でもらえるポイント
- はじめてのカード利用でもらえるポイント
この2つを設定しています。
【入会&利用特典ポイントの比較表】
ヤフーカード | 楽天カード | |
入会特典 | 3,000ポイント | 2,000ポイント |
上記の有効期限 | 約4ヶ月間 | 期限なし |
利用特典 | 5,000ポイント | 3,000ポイント |
上記の有効期限 | 約4ヶ月間 | 約40日間 |
ポイント数の多さより有効期限が重要
もらえるポイント数だけを見ると
楽天カードの合計5,000ポイントに比べて、ヤフーカードの合計8,000ポイントは大きいですね。
でも注意点はポイントの有効期限。
ヤフーカードの入会&利用でもらえるポイントは、「期間固定Tポイント」になります。
この期間固定Tポイントは、通常のTポイントのようにTUTAYAやファミリーマート等では使用できません。
利用できるのはYahoo! JAPAN、LOHACO、GYAO!のいずれかのサービスだけなんです。
ポイント失効に注意
つまり、これらのサービスで使いみちが決まっている時にはいいんですが、もし差し当たって使い所がないなら、うっかり「有効期限が過ぎてた~」なんてことも。
期間固定Tポイントはこまめにコンビニなどでは利用できないのでこれはありえますよね。
その点、楽天カード入会でもらえる2,000ポイントは有効期限がない「通常ポイント」。
そのまま楽天市場やマクドナルド、ミスタードナッツなどの提携店で使うだけでなく、楽天EdyやANAマイルに交換することも出来ます。
※ちなみに楽天ペイアプリを使えば、期間限定の楽天ポイントもコンビニなどで消費することもできます。
もらえるポイント数だけでなく、ポイントの有効期限まで比較してみてはいかがでしょうか。
ショッピング保険はどうなの?
YJカード(ヤフーカード)で決算したお買いもの商品について、ショッピング保険が付帯するんです。
(限度額は年間100万円まで)
一方、残念ながら楽天カードは、ショッピング保険は付帯しません。
例外として、楽天JCBカードなら(日本国内分は対象外)、海外利用分に限って50万円分のショッピング保険が付帯になります。
ショッピング保険で選ぶならヤフーカードに軍配が上がりますね。
海外旅行での使い勝手は?
ヤフーカードは海外旅行保険などは付帯していません。
一方、楽天カードは海外旅行でも大活躍します。
その理由の一つは、楽天カードなら海外旅行保険が付帯すること。
【楽天カード付帯の海外旅行保険】
項目 | 補償額 |
死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 |
傷害治療 | 最高200万円 |
疾病治療 | 最高200万円 |
携行品損害 | 最高20万円 |
救援者費用 | 最高200万円 |
賠償責任 | 最高2,000万円 |
注意として、保険適用は利用付帯になります。
つまり、海外旅行のツアー代金の一部や、旅行出発時の空港までのタクシー代などを楽天カードで支払うことが条件になります。
楽天カードの海外旅行保険について
もう一つの理由は、
ハワイ旅行する場合に限ってですが、楽天カードを提示すればホノルル空港にある「楽天カードラウンジ」が利用できること。
空港ラウンジって便利だからこれはうれしいですね。
他にも
- Wifiレンタル
- レンタカー
- 手荷物宅配
といった海外サービスを、楽天カード保有者なら受けることが出来るんです。
もちろん、ヤフーカード、楽天カードのどちらでも選んだ国際ブランドに応じて、提携の海外ショップでサービスを受けることは同じように可能ではあります。
けど海外旅行に関して言えば、やはり楽天カードが一歩リードですね。
どちらか一方を選ぶとしたらオススメは楽天カード
ヤフーカードと楽天カードの特徴についていろいろな視点から比較してみました。
2枚のクレジットカード共通のメリット
- ずっと年会費無料
- 家族カード発行無料
- ポイント還元率は1%
こうした共通の特徴があるものの、それぞれのクレジットカードの特徴をあげると
ヤフーカードのメリット
- 入会キャンペーンポイントが大きい
- ショッピング保険付帯
それに対して、
楽天カードのメリット
- ETCカード年会費も条件によって無料
- 新規入会ポイントは有効期限なし
- ポイントが効率的に貯まる(月間で合算)
- 海外旅行保険も付帯する
- 選べるカードデザインの種類が多い
という具合にまとめられます。
いろいろと比べてみましたが、最終的な私のおすすめはヤフーカードと楽天カードの内、絶対にどちらかを選択しなければならないなら
ポイントの貯めやすさと使い勝手の良さを考えてズバリ、楽天カードです!
以上、楽天カードとヤフーカード比較!還元率だけじゃないメリット発見...という話題でした。
でもどちらも年会費無料だから楽天カードとヤフーカードを両方共持つ「2枚持ち」というチョイスもありですね。